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療育手帳(愛の手帳)とは?
療育手帳は、知的障害のある方が各種サービスを受けやすくするために都道府県・政令市が交付する手帳です。「愛の手帳」「みどりの手帳」など自治体によって名称が異なります。保育園コンパスの緑川はるかが、取得方法・使えるサービス・保育への影響を解説します。
療育手帳の対象者と等級
療育手帳の対象者は、知的障害があると判定された子ども・成人が対象です。自閉スペクトラム症など発達障害の診断があっても、知的障害が伴わない場合は対象外となることがあります(その場合は精神障害者保健福祉手帳が対象)。
療育手帳の等級は自治体によって異なりますが、一般的に「A(重度)」「B(中軽度)」の2段階、またはA・B1・B2のように細分化されています。等級によって受けられるサービスの範囲が変わります。
取得方法(申請の流れ)
療育手帳を取得する流れは以下の通りです。
- 市区町村の障害福祉担当窓口に申請書を提出する
- 児童相談所(18歳未満)または知的障害者更生相談所で判定を受ける
- 判定結果に基づき手帳が交付される
有効期間は年齢・程度によって異なり、定期的に再判定があります。
療育手帳で利用できる主なサービス
療育手帳を持つことで、以下のようなサービスを利用できます。
- 特別児童扶養手当・障害児福祉手当の受給(例えば、特別児童扶養手当は月額約1万4,000円)
- 公共交通機関の割引(バス・電車・航空など)
- 各種税の控除・減免(例えば、所得税の控除や住民税の減免)
- NHK受信料の免除
- 児童発達支援・放課後等デイサービスの利用
- 障害者総合支援法に基づく福祉サービスの利用
保育への影響
療育手帳を持つ子どもは、保育園での加配保育士の申請に際して優先的に考慮されることがあります。また、手帳があることで専門家が作成する個別支援計画の対象になりやすく、より手厚い支援を受けやすくなります。手帳の有無に関わらず保育園への入所は可能ですが、手帳があることで行政サービスへのアクセスがスムーズになります。
よくある質問
- Q. 療育手帳を取得すると将来に影響がありますか?
- A. 手帳の取得は任意であり、将来の選択肢を狭めるものではありません。必要なサービスを受けやすくするためのツールと捉えてください。
- Q. 発達障害があれば療育手帳をもらえますか?
- A. 発達障害があっても知的障害が伴わない場合は療育手帳の対象外です。精神障害者保健福祉手帳の取得を検討する場合は主治医に相談してください。
- Q. 手帳の申請にどのくらい時間がかかりますか?
- A. 申請から交付まで、判定の予約待ちを含めて1〜3か月程度かかることが多いです。早めに窓口に相談しましょう。
- Q. 療育手帳の更新はどのように行いますか?
- A. 有効期間が過ぎる前に再判定を受ける必要があります。自治体の障害福祉担当窓口に相談しましょう。
- Q. 療育手帳を持っていると、どのようなメリットがありますか?
- A. 医療費の助成や、福祉サービス、教育に関する支援など、さまざまなメリットがあります。
保育園コンパス編集部

